交差点は車が直進し右折し左折するような入り混じった道路であり、そのような危険な道路であるにも歩行者が横断する所です。学科教習でもそのような事故が多発する場所であることを伝えております。
日本損害保険協会の統計によると交通事故の約54.1%が交差点で起きています。そのような知識を持って運転することが大切なことであり、心の準備が出来るものです。しかし、自分が安全運転していても被害者になるケースがあります。
町の中での歩行者の行動を見ていると、横断歩道で信号待ちをしている歩行者を見ていると、横断歩道で手前で待っている歩行者が多いことにビックリいたします。私も今まで普通に横断歩道手前で待っていましたが、先日の滋賀県の事故で大きな教訓がありました。右直事故(右折車と直進車の交差点事故)でぶつかった後に車が勝手に方向を変えて大きな事故になってしまいました。
そのニュースを見て一番安全な場所はどこなのかを考えてみると交差点には信号の支柱(電柱)が必ずあります。その電柱の影が一番安全なのではないでしょうか?100%安全ではありませんが、万一の際には多少なりリスク回避が出来るものと思います。
運転者も歩行者もちょっとした考えと行動で命を守ることが出来るので参考にしてください。
明日20日まで春の全国交通安全運動週間です。