2022年度の当校の免許取得の割合です。最近はオートマチック(AT)免許を取得される方が多く、全体の約7割の方が取得されています。全国的に見ても「令和2年中の都道府県別指定自動車教習所の卒業者数」によると、普通自動車の免許取得で卒業した約109.0万人のうち、約76.6万人、69.7%がAT限定であると発表されています。(警察庁交通局運転免許課発表)
AT車のメリットとデメリット
- AT教習料金がMT車に比べて少し安い(当校の場合MT価格より11,000円割安)
- MT車に比べて教習時限数が少ない。(MT車より3時限少ない)
- MT車に比べて補習や検定不合格者が少ない(当校の場合)
- 坂道で停止してからの発進がMT車より操作が容易にできる(卒業生アンケート)
- AT車は操作ミスすると暴走事故につながりやすい。
- 後にAT免許取得後、MT車に変更する場合、教習料金が高くなる
MT車のメリットとデメリット
- MT免許は、運転操作を楽しむ方にはおすすめ(操縦感が強い)
- スポーツカーなどの趣味的な楽しみがある(クルマ好きタイプ)
- 軽トラックなどの運転に必要な時もある(仕事で活躍)
- 将来、トラックやバスなどの上位免許が取得しやすい(大型車はMT車が多い)
- MT車はクラッチ操作ミスするとエンジンが停止する。
- 渋滞の際に常に左足のクラッチ操作が常に必要で疲れやすい。
上記のようにAT車に人気があり、全国の自動車教習所のAT教習車の台数が割合的に多く保有しています。AT車の台数が多いと言うことは、技能予約もAT車の方が技能予約をする際に有利になります。(当校の場合)
指導員
以前は男性がMT、女性がATを取得される傾向がありますましたが、近年は男女関係なく操作が楽なAT車を選ばれる方が多くなってきました。MT車も操作をマスターすると本当に運転が楽しいのでおすすめです。AT/MTで迷われている場合は、MT免許でご検討ください。MT免許を取得するとAT車を運転することが可能です。
AT車、MT車でお迷いの方は事前に教習所で教習車を見てのご相談もできますのでお気軽にご相談ください。
参考近年自動車を製造しているメーカーさんは地球環境を考えた車を製造していますが、電気や水素などのエネルギーで走る車を開発していますので、このような流れから未来はガソリン車が無くなりそうな時代の流れです。そのようなハイブッドな車はAT車なのでMT車の存在がなくなりつつあります。